親族内承継において「継ぎたくない理由」の約半数が
“将来性・魅力がない”なんですね。
これってもの凄く問題が大きくて、
このように感じたまま承継しても、
成功するのはかなり難しいです。
例として、
今あなたの手元にあるボールペン(イメージしてください)
①それはあなた自身がいくら出しても手に入れたい
超高級ボールペンです。
ただ、あなたはそのボールペンを売らないといけない
事情があります。
それを隣人に売る姿を想像してみてください。
②その超高級ボールペンにあなたは何にも魅力を感じません。
ただ、あなたはそのボールペンを売らないといけません。
そのボールペンを隣人に売る姿を想像してみてください。
ちなみに①も②も同じボールペンで同じ価格です。
①、②は売る側の想像でした。
では、逆にあなたが買う側だったとしたらどうでしょうか?
あなたはなにがしかの超高級ボールペンを買うつもりです。
さて、①の状態の店員さんと②の状態の店員さん
どちらから買う可能性が高いですか?
自分の商品・サービスに魅力を感じない人が
売っているものって、なんとなく「欲しくないな~」って
なりますよね。
経営課題って突き詰めれば「売れない」に繋がるんですが、
“魅力がない”って思ってしまうというのは、
まさしく「売れない」世界にまっしぐらですよね。
「売れない」要因の最大の原因は
ここにあるように感じました。
我社も皆がしっかり魅力を感じるものづくりを
目指していこうと思います。