「あなたはケーキバイキングに行きました。
1カット500円のケーキが60分、1000円で食べ放題です。
あなたはいくつケーキを食べますか?」
これが今日の朝礼の議題です。
さて、あなたはいくつ食べますか?
たぶんほとんどの人が3個以上って
回答になるのではないかなと思います。
だって元は取りたいですものね。
我社の従業員さんも「60分あれば、
がんばって3個は食べられるかな」
なんて言う人もいました。
でも、普段の生活ではどうでしょう?
あなたはケーキを1回に3個、4個と食べますか?
少なくとも私は1個で十分満足します。
でも、バイキングに行ったなら、
私もやっぱり最低2個は食べるかな。
先週土曜日の勉強会の場で、診断士の先生から
「次回開催予定の“経営目標発表会”のお客様への案内状を
(新人君2人で)作ってみましょう。
そのために例文集などの本を自分で買ってみるといいですよ」
と、提案がありました。
そして、今週月曜日に彼らに尋ねてみました。
「(例文集などの)本は買いましたか?」と。
人は「自分で行った行為を正しいもの、
有意義なものにしたい」という願望を持っています。
逆に言うと「自分は損をしたくない。
自分の努力や行為を無駄にしたくない。」と
無意識に思っています。
なので、ケーキバイキングでは“がんばって”3個食べるんです。
本の購入も同じです。
自分で買ったから、「がんばって有意義なものにしよう」
と努力するんです。
すぐやる人が有利になるのは、
そういう人間の心理も要因なんですね。
私もその心理を利用すべく、行動していこうと思います。